80%が助かるからって、支えがいらないわけじゃない。
20%しか助からないなら、見過ごしていいはずがない。
小児がんは、先進国では80%の患者が治療を経て元気になりますが、それでも子どもたちの死因の上位を占めています。
一方、途上国では20%の子どもしか生き延びることができませんが、ほかの死因の陰に隠れ、なかなか注目されません。
途上国で必要なのは、一人でも多くの小児がん患者が治療に手が届き、生き延びられる状況をつくること。
年間30万人といわれる、あらたな小児がん患者の80%は、途上国で生まれています。
治療してくれる医師が足りない、必要な薬がない、治療費が高くて支払えない…そんな理由で、救えるはずの命を、「救えたはずの命」にしてはならない。途上国に生まれたことが、患者として見過ごされる理由であってはならない。
ジャパンハートは、そうした考えのもと、カンボジアで小児固形がんの無償治療を提供する病院、「ジャパンハートこども医療センター」を運営しています。
先進国で必要なのは、長い治療や後遺症と向き合う子どもや、それを支える家族を後押しすること。
小児がん患者の80%が「治る」といっても、それは風邪や捻挫が「治る」のとはずいぶんと違います。
半年から数年にわたる入院。体に負担の大きい手術や化学療法、放射線治療。治った後も、体力や免疫力は低下し、同じ年ごろのお友達と同じように、元気に遊びまわることができない子も、少なくありません。
また、そんなお子さんを支えるために、長期入院に付き添う親御さん、その親御さんと離れて生活する家族やきょうだいも、「家族みんなで楽しく遊ぶ」という日常を我慢しています。
どちらの子どもたちも、それぞれに病気と向き合っています。
「どちらが優先」ではなく、どちらも支えるための輪に、参加してください。
■ゲームが小児がん患者さんの世界を変える
日本ではいま、小児がんやAYA世代(30代まで)のがん患者の長期入院を支えるレクリエーションとして、ゲームに注目が集まっています。
医療機関などで、ゲームルームを整備する動きも。
また、ほかのお友達のように外出して遊びまわることが難しい子どもたちにとって、ゲームは手ごろな娯楽であるだけでなく、直接会えない人とつながる、貴重なツールでもあります。
そこで私たちは、ゲームを使って小児がんの子どもたちと支援者をつなぐ取り組み「80/20プロジェクト #JH8020」を開始することにしました。
最初の試みとなる本プロジェクト期間中(2022年10月1日~11月30日)、以下の活動を実施します。
1)KASSAI上における応援者の募集と、賛同企業によるマッチング寄付
本ページにて、「80/20プロジェクト」の応援者を募集します。先着150名様まで、協賛企業による追加寄付(マッチング寄付)が行われます。
2)ジャパンハート ゲーム部による定期的なゲーム配信
ジャパンハート公式Twitchチャンネル(https://twitch.tv/japanheart)から、理事長・吉岡春菜とゲーム好きスタッフによるゲーム配信(録画および生放送)を行います。
配信中は、ジャパンハートの活動や、小児がんの実情などについてのおしゃべりも。生放送中は、理事長をはじめとするジャパンハートスタッフに、直接質問するチャンスです!
3)ブックオフの寄付プログラム「キモチと。」 寄付額増額キャンペーン&お店で使えるお買い物券プレゼント
ブックオフの宅配買取サービスを利用した寄付プログラム「キモチと。」でも、期間中はジャパンハートを応援する特別キャンペーンを行っています。期間中に「キモチと。」からジャパンハートを支援すると、ブックオフが査定金額に10%を上乗せしてジャパンハートに寄付します。また、「キモチと。」の利用者、先着150名様に、ブックオフ店舗で使えるお買物券200円分がプレゼントされます。
※お買物券は2023年1月末までにジャパンハートより発送いたします
※ブックオフオンラインではご利用いただけませんのでご注意ください
応援コメント
TK
小児がんと闘う子供、家族を支援活動を応援しています!
10月4日 2022年
bmk
ゲームでつながる、いいですね!輪が広がっていきますように。
10月3日 2022年
名無しのサポーター
応援の輪が広がることを願います。
10月3日 2022年
のんチャン
皆んなで手をつないで 皆んなで笑顔になれたら嬉しいですね🥰
10月2日 2022年
harurun110
ゲームを通して小児がんと向き合うお子さんたち、ご家族、医療者、ゲーム好きな方々がつながり、日本と世界の小児がんのことを知るきっかけになるといいな。
9月30日 2022年